エルセーヌの採用について

○採用情報

エルセーヌの採用情報概要
以下、2017年8月時点の情報を参考とする。

採用


職種:エステティシャン
業務内容:
エルセーヌの店舗にて接客・施術・販売の他、痩身・ボディ・フェイシャル等の施術を行い、「トータルビューティー」の観点からお客様を美しく導く。
入社後はエステティシャンとして必要な心構え・施術の知識・技術・店舗業務の流れを一通り身につけていく。
また、入社後3週間の基礎研修、2ヶ月程度の店舗研修があり、ここでは先輩が後輩に適した方法を指導してくれるとのこと。
勤務地:エルセーヌの全国店舗(北海道・東北・関東・甲信越・北関東・東海・関西・九州)
勤務時間:10時~22時(実働6時間・休憩60分・シフト制)
研修制度:
エルセーヌでは新入社員を対象に「新人研修」が行われる。概要は以下の通りである。
1.基礎研修(集合研修)1ヶ月程度+店舗研修2ヶ月程度=3ヶ月程度
2.無料研修制度
3.制服代(5,000円)、教材費(30,000円)は自己負担
4.期間中は「給与が支払われる」とのこと
給与:
専門学校、短大・四大制大学卒、大学院了が対象、 概要は以下の通りである。
1.月給20万5,000円(固定残業手当20,000円が含まれる)+業績・他手当
2.試用期間中も同条件である
3.時間外手当の支給について、1489時間分が固定残業代として支払われ、これを超える場合は追加で支給されるとのこと
諸手当
1.交通費
50,000円(時間外・役職・技能・能力・資格の有無によて各種手当が支給される)
2.時間外手当の支給について、14時間分が固定残業代として支払われ、これを超える場合は追加で支給されるとのこと
昇給、賞与
1.能力に応じて随時(昇給)
2.業績によるが基本的には8月・12月の年2回(賞与)
休日休暇
1.完全週休二日制(火曜+その他1日)
2.年間休日111日(夏季・年末年始・有給ほか)
保険
各種社会保険完備
社員寮
冷蔵庫・洗濯機・掃除機・布団完備
そのほか
定期検診・社員割引・出産 育児休暇制度
求める人物像
1.「美の創造者」を目指したい
2.「美」に対して意識・関心が高い
3.「美しい」「綺麗」なものに触れることが好き
4.お客様への施術やサービスの提供を通じて自分のなかの「美」を磨きたい
5.お客様と「喜び」を共有したい

エルセーヌが求める「人物像」について

上記したエルセーヌの採用情報のなかに記載した「求める人物像」について、特に気になったのが「美の創造者(ビューティーデザイナー)」という言葉。お客様を美しくすると同時に「創造者」を語る背景には一体どんな「エルセーヌならではのこだわり」が潜んでいるのか、以下で考えてみたい。

・多角的なアプローチで「人間美」をプロデュースするエルセーヌ

「もっと痩せて魅力的になりたい!」
このような望みを持った女性は世界中に存在するだろう。
しかし、「○○ダイエット」のように一過性の流行に手を出してみたとしても、結局は長続きせず、リバウンドをくり返す若い女性は多いかもしれない。まず、痩せるためには食事療法以外にも、有酸素運動と筋トレを取り入れるなければ、じっさいに脂肪燃焼効果は得られないのだとか。
・・・だとしたら、やはりダイエットを真剣に行なうなら、専門家の意見は「不可欠」ということになるのでは?

エルセーヌでは、見た目の美しさだけではなく、内面も含めて「健康的な美」を提供するよう心掛けているという。そのためにスタッフがしっかりとカウンセリングを行い、お客様が求める「理想の姿」をヒアリングしていくのだとか。
「健康的な美」というと、例えば肌環境や腸内環境の改善など、いわゆる内臓系にフォーカスしたケアを最初に思い浮かべる人間は多いと思う一方、エルセーヌではもっと「精神的な部分」にフォーカスしている。確かに、よくよく考えてみると、ダイエットは「見た目の変化」だけではなく、「精神的な変化」も必要とされる。日々の食習慣や生活態度を変えるためには、努力や専門知識を学ぶ根気強さ、「痩せて綺麗になりたい!」という強い意志と同時に、習慣化してしまった悪癖を無くすべく心の方向転換が求められるのだろう。
もし、ストレス発散のために暴飲暴食をくり返していたのなら、何故自分はストレスを溜め込んでいたのか、ストレスの根本にあるものは何なのか?といった自問自答をくり返していけば、後々ストレスとの上手な付き合い方が見つかり。やがてストレス食いをする必要は無くなるだろう。
・・・これくらい、ダイエットと「心」は密接に繋がり合っているのだ。

また、エルセーヌで定期的に開催されるコンテストも、参加者の見た目だけではなく心も成長させるのに一役買っていると考えられる。このコンテストでは、ただ闇雲に体重を落とすことが求められるという訳ではなく、美しく、健康的なダイエットを、エルセーヌの施術とプライベートでの努力を通して実現することが求められるという。

・成功体験だけではなく、美しくなるまでの経緯と情報を共有

「美の創造をプロデュース」するのがエルセーヌの主な業務だが、そのためには結果をきちんと出すことを最優先事項に含めるのはもちろん、そこに至るまでの「経緯」をどれだけ満ち足りたものにするかも、お客様の心身を美しくするうえで必要ではないだろうか?
ここでポイントとなるのが「共有」だ。
同サロンのスタッフインタビューにも記載されているが、「痩せるための道場」と呼ばれるエルセーヌでは、特に「結果を出す」ことを重視しているが、これはあくまでも「お客様の希望に沿ったゴール」であることに注意したい。「道場」という呼び名は他のエステサロンとの差別化になる一方で、お客様にとっては自力で希望する目標体重に達しなければならない分、ある程度のプレッシャーはかかるだろう。だからこそ、エルセーヌが求める人物像にも記載してあるように、「お客様と喜びを共有」し、且つ、「美しくなるために必要な情報やアドバイスをスタッフと共有」することが、何よりも大切になるのかもしれない。
また、自分が担当するお客様に必要なアドバイスをするための知識を学び、目標に一歩一歩近付くまでの経緯を共に喜び合うことは、スタッフにとっても大きな成長に繋がると考えることができる。

・「女性の働きやすさ」を徹底的に追求

昨今、「女性の雇用拡大」が叫ばれ、その様子がメディアを通して大きく取り上げられているものの、では「女性」をスタッフやエステティシャンとして起用するエルセーヌでは、一体どのような工夫を行っているのだろうか?
少子高齢化と呼ばれる現代は若者の恋愛や結婚率の低下が懸念されているものの、リアルだけではなくネット空間などで出会いの機会はどんどん創造されており、これらを素直に利用した男女はきちんと恋愛→結婚という人生の変化を歩んでいるように考えられる。
そういえば、男性にとっては出会い→恋愛→結婚というルートだが、女性にとってはここに出産がプラスされる。考えてみると、出産はお腹の中で「人間」を1年未満もの長期間育てる作業であり、まさに命懸けの行為とも言える。命を張って新しい人間をひとり産み出す作業は、新しい喜びをもたらすと同時に、身体に大きな負担がかかるというリスクがあるもの忘れてはならない。
出産という人生を賭けたひと仕事を成し遂げた後すぐに仕事に復帰するというのは、母体はもちろん、もしかしたら赤ちゃんにとってもあまり良い影響を与えないかもしれないことを考えると、やはり「産休・育休」は絶対に必要だ。
特に、女性が多く働く「エルセーヌ」であれば、尚更産休・育休を福利厚生に含めることが強く求められるだろう。
もちろん、最近は「産まない選択」も女性の権利として認められている傾向もあるものの、だからこそ、何時でも自由に、どんな人間も「選び直し」が可能な職場環境が重要ではないだろうか?そう考えると、やはり「女性をサポートする制度」はどうしても必要では。
エルセーヌでは「スタッフのライフワークバランスを重視するからこそ高いレベルのサービスをお客様に提供できる」という考えの元、企業の制度づくりをしているという。同サロンのスタッフインタビューを見ると、「お客様の施術を通して自分も学ぶことが多い」と語る方が非常に多い。つまりは、お客様と自分は一方的な関係性ではなく、同じ女性同士であり、また「美しくなる」という目標を追いかける「同志」であると、スタッフは捉えているのかもしれない。となると、スタッフ自身が女性ならではの人生の変化を大切にしていれば、お客様の悩みに共感し、より高いレベルの施術を提供することで、同じゴールを共に目指そうと意識することは、ある意味必然と言えるのではないだろうか?
以上の理由以外にも、自分の人生をある程度コントロールすることが可能になれば、自然と余裕が生じ、お客様に提供する施術のレベルアップに繋げることが可能になると考えることができる。
以上から、エルセーヌはお客様だけではなく、スタッフも含めて女性に対し「自由」でいられることを何よりも重要視しているのかもしれない。

エステティシャンのスケジュール

「エステティシャン」という仕事は、一般企業の業務と比較するとじつに独特だ。接客業でもあるため飲食店や美容部員などと共通する部分もあると思うが、「相手の肌に直接触れる」ということは、ある意味マッサージ師や美容師などとは一線を画するものなのかもしれない。
また、お客様のプライベートを扱う分、「エステティシャン」という仕事はどこか秘密めいたイメージが強いような気がする。そのため、「美容業界で働きたい、エステティシャンに興味があるけど、色々聞いても大丈夫かな・・・」なんて思い悩む女性は意外と多くいるのでは。
以下は、エルセーヌの採用情報に記載されていた内容を参考にまとめた「エステティシャンのスケジュール」だ。これを見れば、「自分がエステティシャンとして働く姿」をある程度鮮明にイメージできるかもしれない。それ以外にも、曖昧だった疑問をより具体的にするなど、様々なことに活用してもらいたいと思う。

基本的な仕事の流れ

・出勤
・諸々の準備:着替え・清掃・備品準備etc
・朝礼にて、その日の予定と注意事項等、スタッフ間で情報共有
・開店準備
・それぞれ担当するお客様の接客やカウンセリング、施術等エステ業務
・スタッフ間で交代で休憩、昼食を取る
・お客様の最終受付
・施術終了
・片付け、翌日の準備、店内の清掃etc
・閉店
※閉店後に希望者は練習のため店内に残ることも可能

考察

エステティシャンのその日のスケージュルは決まって「お客様次第」だと思う。つねに予定通りに来店する方がいれば、いつも時間より多少遅れてくる方もいるだろうし、急に施術内容の変更や予約をキャンセルしてくる方も中にはいるだろう。(もちろん、お客様にもそれぞれ急な体調不良など都合があることを想像すると、ある程度は仕方ないのかもしれないが・・・・)
だからこそ、エステティシャンには「余裕を持って行動すること」が求められるのかもしれない。これはエルセーヌに所属するスタッフはもちろん、例えば美容師やネイリストなど、「美」に携わる人間にとってはある意味「当たり前」なのでは。
前述したエルセーヌのスケジュールを見ると、お客様の申し出に合わせるための「工夫」が随所に垣間見える。そのひとつが「情報共有」だ。
エルセーヌを利用する女性客のほとんどが「綺麗になりたい!」という願いを胸に抱えて店の戸を叩くのだろう。しかし、「女性」と性別を一括りにしたとしても、表情や性格が異なるように、体つきもそれぞれ微妙な違いがあると考えると、エステティシャンも対応を工夫しなければならない。そのためには、エステティシャン自身が担当する女性に関する「カルテ」を必ず作成しておく方法が一番だろう。女性客の悩みや希望はもちろん、身体的特徴までしっかり記録し、それらのデータを総合的に見ていけば、問題解決のヒントは意外なところに隠れているかもしれない。また、女性客の情報を「目に見える形」にしておくことで、エステティシャン側が客観的に考えることができるというのもひとつのポイントなのでは。
もうひとつ押さえておきたいのが「共有」だ。担当する女性客の施術法を試行錯誤していたとして、カルテに書かれた情報をエステティシャン同士で「共有」し合えば、ひとりでは思い付かなかったアイディアが閃くかもしれない。
エステティシャン間で情報共有を行っているということは、それだけ女性客の個人データもしっかり管理していると考えると、安全性も保証されている点がエルセーヌの特徴と言えるのでは。

エルセーヌへの就職 ~Q&A~

「美容業界に興味はあるけれど、具体的にどうイメージすればいいんだろう・・・」
このように、希望の就職先はきちんとあるけれど、全体像が掴めずハッキリした行動が取れないと悩む女子は意外と多いかもしれない。そんな悩める就活生にひとつアドバイス。例えば、「エルセーヌ」を参考にしてみるのはどうだろうか?エルセーヌは「結果追求型」の美容サロンのため、きっと就職すれば接客から施術まで学ぶことが多いだろう。また、このサロンでは基本的なエステティシャン業務だけではなく、施術内容や新商品を開発する研究所のスタッフとして働く道もあるため、仕事だけではなくプライベートにも良い影響を受けることができるかもしれない。
では、エルセーヌの就職情報サイトを参考に質問内容と回答を以下にまとめたので、良ければ確認していただきたい。

Q.仕事内容:
A.同サロンでは施術以外にも、食事指導やホームケア、ハンドテクニックなど、お客様に「美に関する正しい知識」を提供することを目的とした業務は多々ある。個人に適したケア方法を考えるため施術内容はそれぞれ異なり、またリラックスした雰囲気を大切にすべく会話やマナーも重要な業務として身に付ける必要があるそうだ。

Q.美容業界での経験の有無
A.まず、エルセーヌで働くスタッフのほとんどが「未経験」なのだとか。確かに、同エステのエステティシャンや青山研究所のスタッフのインタビューを見ると、新卒で入社したり、前職は美容業界とはまったく無関係な職業だったりと、ほとんど未経験なことが分かる。
が、エルセーヌでは経験の有無はあえて問わず、本人の「やる気」のみに着目しているという。本人に熱意さえあれば、基礎から学べる研修でしっかりと学び、その後スキルアップも目指せるそうだ。

Q.新人研修
A.エルセーヌでは3ヶ月間にわたり新人研修を行なう。具体的な内容は以下の通り。
集合研修:場所は研修センターで、心構え、基本技術、栄養指導法、接客マナー等、「エルセーヌでエステティシャンとして働くための基礎知識」の習得を目指す。
実践研修:じっさいに店舗で仕事をしつつ、業務の流れ、チームワーク、コミュニケーション能力の向上を目指す。

Q.勤務地の決定条件
A.「100%希望が通る」とは限らないが、基本的には通勤圏内に配属され、地方出身者の場合も全国に寮があるため安心して欲しいとのこと。

A.転勤の有無
Q.基本的に転勤は有るが、時期や場所は人それぞれ異なるうえ、店長候補に挙がった場合勉強を目的とした異動をする可能性も有るとか。

Q.キャリアアップについて
A.エルセーヌには「体系化したキャリアアッププラン」があるため、たとえ「美容業界にはじめて足を踏み入れた」という女性でさえも、努力次第で大きな評価を得られるのは、このエステの大きな魅力であり注目すべき特徴だろう。
エルセーヌでは、半年ごとに昇給・昇格、3ヶ月ごとにキャリアアップのチャンスを設けるだけではなく、目標を達成し、且つ業績の上昇が認められたスタッフには業績給が付与されるなど、努力で得た成果がしっかり「形」となるシステムを重視している。

Q.スタッフになったらエルセーヌの商品は自主的に購入すべきか
A.強制ではない。興味があったら買えば良いが、ちなみに社員割引は適用されるとのこと。

Q.エルセーヌのスタッフの「担当性」について
以上は「エルセーヌのお客様は担当性なのか」という質問だが、これに対する回答は「NO」である。同エステを利用するお客様に対し、エルセーヌではスタッフ全員で「健康面」「美容面」などあらゆる方面からサポートするだけではなく、時には投げかけられる質問に対応しなければならない。
また、お客様にサービスを提供するだけではなく、会話を通してスタッフ同士で学びや情報を共有することも重視しているという。

Q.客層について
A.エルセーヌを利用する客層について、ひと言でいうなら「多種多様」が最も適しているだろう。比較的若く仕事を持っている方から専業主婦、ご高齢の方まで、幅広い年齢や職業の「女性」が、「トータルビューティー」を掲げるサロンならではのサービスを求めて店舗を訪れるという。(店舗の場所によって客層には微妙に違いが生じるらしい)
また、仕事帰りの女性の施術にも対応するため、エステティシャン自身の帰宅時間が後ろ倒しになることもあるとか。

Q.「エルセーヌ」とは
A.「美容業界に興味がある」「エステティシャンになりたい」
上記したような夢を抱いていたとしても、どの職業に就き、またどの店舗に勤めるかによって、道のりは大きく異なるものだと思う。
もしかしたら、よくよく考えてみると、エステティシャンではなく、他の美容関係の職業・・・例えば、美容師やネイリスト、はたまたデパートでブランドコスメを販売する美容部員になりたい、なんて、自分のなかの迷いに気付くかもしれない。
元々美容系とはまったく関係のない仕事をしていたというのに、ちょっとしたキッカケでエステティシャンになろうと決意するように、自分に本当に適した職業というのは、様々な経験や知識を通していかないと、出会えないものなのだろう。
だからこそ、少しでも興味のある企業の情報をチェックすることは、とても重要ではないかと思う。エルセーヌの場合だと、施術内容について書かれている公式サイトとは別に、採用情報専用のサイトがあるため、これを見れば職場環境をある程度理解することができる。

  • 最終更新:2019-10-07 14:48:18

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